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こんにちはおもてなしねむり研究所スタッフの西嶋です。今日は「ストレートネック」についてです。

みなさんはストレートネックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
通常、首の頚椎(けいつい)という骨は自然なカーブを描いているのですが、この頚椎が歪んでまっすぐになってしまう症状のことをストレートネックといいます。
ストレートネックはスマートフォンやPCの長時間使用で無意識に猫背になってしまっているのが原因といわれています。仕事などでPCを使うことが多い人などはなかなか改善が難しいですよね。

ストレートネックの人は、姿勢が悪かったり、慢性的な肩こりに悩まされていることが多いです。でもストレートネックの症状はそれだけではありません。ストレートネックが原因で睡眠不足を引き起こしてしまうこともあるのです。

ストレートネックが睡眠不足の原因になる理由

胸を広げることができず肺に十分な酸素がいかない

ストレートネックの人は猫背で、肩が内側に入っているので、深い呼吸ができなくなってしまい、酸素不足になるのです。酸素不足は脳へのストレスとなり、不安を和らげてくれるホルモンの分泌を妨げるため、睡眠の質が落ちてしまいます。

頚椎が神経を圧迫して自律神経症状が出る

ストレートネックは頚椎に歪みが生じている状態で、この歪みは副交感神経を圧迫してしまっています。副交感神経は内臓や血管、呼吸器などをつかさどっている神経です。この副交感神経が異常を来たすと、頭痛やめまい、吐き気が起こったり、不安感を感じやすくなったりするので、睡眠障害にも繋がってしまいます。悪化すると、立てなくなってしまうようなこともあるのです。そんなことになってしまう前に、ストレートネックを改善したいですね。

ストレートネックは、多くの人がかかえている症状なのですが、自覚している人は少ないです。まずは自分がストレートネックであるということをきちんと知る必要があります。

ストレートネックのセルフチェック方法

壁を背にしてまっすぐ立ちます。かかと、お尻、肩甲骨、後頭部の4箇所が壁にくっつくかどうか確認してみてください。どこかがつかなかったり、姿勢に無理があると感じる場合は、身体が歪んでいますので、ストレートネックの可能性が高いです。

↑の店長は少し苦しそう。ストレートネックの可能性があります。
これはあくまで簡単なセルフチェックですので、きちんと調べたい方はレントゲンを撮ることをおすすめします。

ストレートネックの治療法

整形外科などでのストレートネックの治療は、牽引やマッサージ、薬物治療が一般的です。
しかし、病院は通い続けるのが大変。自分でなんとか治したいという方のために自分でできる効果的なストレートネックの治し方をご紹介します。

ストレッチ

家だけでなく、仕事中やちょっとした待ち時間でもできる簡単なストレッチをひとつご紹介します。

1.自然な姿勢で楽に座る(立つ)

2.顎をひくように頭を後ろに持っていく

3.背中が伸びている状態で数秒キープ
4.ゆっくりと元に戻す
5.これを5回繰り返す

とても簡単ですので、気付いたときにぜひやってみてください。

枕を変える

ただ寝ているだけで自然と頚椎のカーブを元に戻してくれる枕もあります。
意外と多くの人が自分に合っていない高すぎる枕を使っていて、頚椎を圧迫してしまっています。顎が上がりすぎたり下がりすぎたりしない、首を自然なカーブで安定させてくれる枕を選ぶようにしましょう。
重度のストレートネックの方は、初めから長い時間寝てしまうと、痛くなってしまうかもしれません。まずは昼寝等の短い時間で枕を使ってみて、首が慣れてきたら夜に使うようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
現代の日本人はかなり多くの方がストレートネックの状態にあります。
ひどくなってしまう前に少しずつできることから始めていきましょう。